「定年前に転職したいと思っている」若年正社員の割合は27.6%、平成30年「若年者雇用実態調査」の結果

厚生労働省は18日、平成30年「若年者雇用実態調査」の結果を取りまとめ、公表しました。

公表された資料によると、「定年前に転職したいと思っている」若年正社員の割合は27.6%(前回調査 25.7%)となっており、転職しようと思う理由(複数回答)については、「賃金の条件がよい会社にかわりたい」が 56.4%と最も高く、次いで「労働時間・休日・休暇の条件がよい会社にかわりたい」46.1%となっています。

また、在学していない若年労働者が初めて勤務した会社で現在も働いているかの有無の調査では、「勤務している」50.9%、「勤務していない」47.4%となっており、初めて勤務した会社をやめた理由(複数回答3つまで)では「労働時間・休日・休暇の条件がよくなかった」が 30.3%と最も高くなっています。

どちらの回答においても「労働時間・休日・休暇」は上位回答となっており、従業員の定着を図る上では、これらの取り組みは今後も重要になるものと思われます。

(参考:厚生労働省 報道発表資料)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/4-21c-jyakunenkoyou-h30.html