約8割が仕事や職業生活でストレスを感じる事柄あり。令和4年労働安全衛生調査(実態調査)の結果概要

厚生労働省は4日、令和4年労働安全衛生調査(実態調査)結果の概要を公表しました。

結果の概要は事業所調査と個人調査に分かれていますが、個人調査の結果をみてみると、現在の仕事や職業生活に関することで、強い不安、悩み、ストレスとなっている事柄がある労働者の割合は82.2%となっており、約8割の労働者が仕事や職業生活においてストレスを感じているようです。

なお、令和3年の調査においては53.3%であったことから、前年に比べ約3割も増加していることになります。令和4年の調査については、前年から設問の形式が変更されており、これが大幅な増加の原因になっているものと思われますが、いずれにしても仕事や職業生活において何らかのストレスを抱えている労働者が多いことには間違いなさそうです。

(参考:厚生労働省 報道発表資料 令和4年 労働安全衛生調査(実態調査)結果の概要)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/r04-46-50b.html