11,592事業場で違法な時間外労働、長時間労働が疑われる事業場に対する監督指導結果

厚生労働省は7日、平成29年度に長時間労働が疑われる25,676事業場に対して実施した労働基準監督署による監督指導の結果を取りまとめ、公表しました。

●平成29年4月から平成30年3月までの監督指導結果のポイント

(1) 監督指導の実施事業場:25,676事業場
このうち、18,061事業場(全体の70.3%)で労働基準関係法令違反あり。

(2) 主な違反内容[(1)のうち、法令違反があり、是正勧告書を交付した事業場]
① 違法な時間外労働があったもの:11,592事業場(45.1%)
うち、時間外・休日労働の実績が最も長い労働者の時間数が月80時間を超えるもの:8,592事業場(74.1%)
② 賃金不払残業があったもの:1,868事業場(7.3%)
うち、時間外・休日労働の実績が最も長い労働者の時間数が月80時間を超えるもの:1,102事業場(59.0%)

その他のポイントについても気になる場合は、厚生労働省HPにて詳細をご覧ください。

(参考:厚生労働省 報道発表資料)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_00800.html