令和4年の熱中症による死傷災害の発生状況

厚生労働省は5月29日、令和4年の「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」の取りまとめを公表しました。

公表された資料によると、令和4年における職場での熱中症による死傷者(死亡・休業4日以上)は、827人(前年比266人・47%増)となっており、死亡者数は30人(前年比10人・50%増)となっています。

なお、発生状況(2018年以降)を少し細かくみていくと、月別では死傷者数全体の8割以上が7月及び8月に発生、時間帯別の死傷者数では15 時台が最多、年齢別の死傷者数では全体の約5割が50歳以上となっていることなどが確認できます。

熱中症は早めの対策が重要です。公表された発生状況や厚生労働省のサイト等を参考に職場で早めに対策を行っていきましょう。

(参考:厚生労働省 報道発表資料 令和4年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)を公表します)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33275.html