引上げ目安は28円、令和3年度地域別最低賃金額改定の目安について

厚生労働省は7月16日、今年度の地域別最低賃金額改定の目安について公開しました。

それによると、各都道府県の引上げ額の目安については28円となっています。引上げ額の全国加重平均は28円は、昭和53年度に目安制度が始まって以降で最高額となります。

今後は、各地方最低賃金審議会で調査審議の上、各都道府県労働局長が地域別の最低賃金額を決定することとなりますが、引き上げ額が大きくなることが予想されるため、予め自社の給与が最低賃金割れを起こさないか等を今の時点から確認しておかれた方が良いでしょう。

(参考:厚生労働省 報道発表資料)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19902.html