新たな履歴書の様式例、性別欄は任意に

厚生労働省は4月16日、トランスジェンダーの人たちへの配慮から、性別欄を任意記載等とした新たな履歴書様式例を作成し公開しました。

厚生労働省が作成した履歴書様式例とこれまでの履歴書との違いは、下記の通りとなっています。
・性別欄が「男・女」の選択ではなく任意記載欄となっている。また、未記載とすることも可能となっている。
・「通勤時間」「扶養家族数(配偶者を除く)」「配偶者」「配偶者の扶養義務」の各項目が設けられていない。

履歴書については、厚生労働省はこれまで一般財団法人日本規格協会(以下「日本規格協会」。)がJIS規格の解説の様式例において示していた履歴書の様式例の使用を推奨していましたが、昨年7月に日本規格協会が履歴書の様式例を削除したこともあり、今回厚生労働省が様式例を公開することになりました。

なお、履歴書の様式例全体は厚生労働省のホームページで確認することができます。

(参考:厚生労働省 報道発表資料)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_kouseisaiyou030416.html