総合労働相談件数は11年連続で100万件超え、平成30年度個別労働紛争解決制度の施行状況
厚生労働省は26日、平成30年度個別労働紛争解決制度の施行状況を取りまとめ、公表しました。
公表された資料によると、総合労働相談件数は111万7,983件(前年比1.2%増)で、11年連続で100万件超えとなっています。
なお、総合労働相談のうち民事上の個別労働紛争相談件数は26万6,535件ですが、このうち82,797件(前年比14.9%増)が「いじめ・嫌がらせ」となっており、相談内容トップとなっています。
「いじめ・嫌がらせ」に関する問題が非常に多くなっていることがうかがえますので、企業としても必要に応じてこの辺りの対策をさらに進めていく必要はありそうです。
個別労働紛争解決制度の詳細やその他の公表データを確認したい場合は、厚生労働省HPからご覧ください。
(参考:厚生労働省 報道発表資料)
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000213219_00001.html