4月1日から全国労働基準監督署で「労働時間改善指導・援助チーム」を編成

厚生労働省は27日、4月1日から全国の労働基準監督署に、働く方々の労働条件の確保・改善を目的とした「労働時間改善指導・援助チーム」を編成することを公表しました。

労働時間改善指導・援助チームは2つの班で編成され、「労働時間相談・支援班」では全国の労働基準監督署内に「労働時間相談・支援コーナー」を設置するなどし、主に中小企業の事業主の方に対し、法令に関する知識や労務管理体制についての相談への対応や支援を行われます。また、「調査・指導班」では、任命を受けた労働基準監督官が、長時間労働を是正するための監督指導が行われます。

 

★労働時間改善指導・援助チーム

⑴ 労働時間相談・支援班…特に中小規模の事業主に対して、きめ細やかな相談・支援などを行う。

⑵  調査・指導班…長時間労働の抑制と過重労働による健康障害の防止のため、「労働時間改善特別対策監督官」として任命された労働基準監督官が監督指導を行う。

 

厚生労働省は、こうした取組を通じて労働時間の改善などを促し、働き方改革の推進を図っていくとしており、労働時間についての監督指導が一段と強化されるかもしれません。

(参考:厚生労働省 報道発表資料)

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000199557.html