障害者雇用率2.7%に、段階的引き上げ実施

現在2.3%と設定されている民間企業の障害者雇用率ですが、1月18日に行われた労働政策審議会障害者雇用分科会において、2.7%へ引き上げる案が了承されました。

これにより、令和5年度からの障害者雇用率は2.7%となります。ただし、雇入れに係る計画的な対応が可能となるよう、令和5年度においては2.3%で据え置かれ、令和6年度からは2.5%、令和8年度に2.7%と段階的に引き上げることとされました。

なお、国及び地方公共団体等については、3.0%(教育委員会は2.9%)とされ、段階的な引上げについては民間事業主と同様とされました。

段階的な引き上げではあるものの、全体で0.4%と大きな引き上げ幅となりますので、自社の状況は早めに確認しておきましょう。