ハローワークの受付時間が16時までに変更、来年1月から
12月も間もなく中旬。
12月が繁忙期の業界も多いとは思いますが、風邪やインフルエンザも流行っているようですので、くれぐれも体調管理にはお気をつけてください。
さて、仕事の話ですが、タイトルにも書いた通り、来年1月からハローワークの受付時間が16時までに短縮されます。
受付時間短縮の対象になるのは「雇用保険適用」の窓口。つまり雇用保険の取得や喪失、継続給付の手続きを行う窓口です。一般的に会社の方が一番利用される窓口ですね。
ではなぜ短縮になったのかというと、厚生労働省のリーフレットによると、
・電子申請の利便性の向上に向けたこれまでの取組や特定法人の電子申請義務化に向けた動きなどにより、電子申請率は着実に上昇している
・この取組を加速するため、ハローワークにおいても、雇用保険適用窓口の受付を16時までとし、16時以降は電子申請による申請・届出の集中処理を行うこととした
ということが大きな理由のようです。
「16時以降にハローワークに行くことが多かった」というような場合は、来年1月以降受付時間が変更されますので、注意しましょう。
また、ハローワークのリーフレットにも掲載されていますが、これを機に電子申請への切替を進めても良いのではないかと思います。
実際に雇用保険や社会保険の手続きで電子申請を利用している私の意見としても電子申請は非常におすすめです。用紙での申請と比べてどのような点が大きなメリットかというと、厚生労働省のリーフレットにも記載されていますが、やはり
①いつでもどこでも申請できる…受付時間がありませんので、何時でも申請できます。土曜や日曜、GWや年末年始でももちろん申請できます。ただ、窓口に行くとその場で通知書などが貰えますが、電子申請の場合は通知書などの発行までしばらく時間がかかります。
②郵送費や交通費などの費用と時間がカットできる…窓口に行く必要はありませんので、交通費などはかかりません。また、基本的には添付資料も含め全て電子申請で対応できますので、送付の切手代や返信用封筒の切手代などの郵送費も通常はかかりません。(雇用保険ではありませんが、保険証の返却などは事務センターへ郵送しますので費用はかかります。)当然窓口に行かない分、時間も大幅に短縮できます。
③持ち出しによるマイナンバー紛失のリスクは無い…持ち出した申請書を落とす、どこかに置き忘れる、ということは電子申請ではあり得ませんので、そういったリスクは無いです。
といったところになるでしょうか。
今まで用紙でしか申請していなかった場合、電子申請は少しハードルが高く感じるかもしれませんが、使えるようになると格段に効率が良くなるので、これを機に進めてみても良いのではないでしょうか。