被保険者台帳の取り扱いが変更されています

寒い。特に朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。

日中でも事務所にいると寒いので先週ぐらいから暖房を入れてます。ちょっと早いかもしれませんが、寒いのは嫌いなので。

さて、ここからは仕事の話です。

年度更新の際などに用いられることの多い雇用保険の被保険者台帳ですが、この被保険者台帳の取り扱いが最近変更されました。

ちなみに雇用保険の被保険者台帳とは、簡単に言えば、雇用保険の被保険者の方や被保険者だった方の取得日や離職日、生年月日、性別、雇用保険の被保険者番号などの情報が一覧で確認できるもので、年度更新の際に雇用保険の取得や喪失漏れがないかなどに活用されることのある台帳です。

では、今回どのように取り扱いが変わったかというと、今までは取得中(在籍中)の従業員の情報(生年月日や雇用保険の番号など)と喪失(退職)した従業員の情報、その両方を出力してもらうことができましたが、これが先日から取得中(在籍中)の従業員の情報しか出力できなくなりました。(不要な個人情報を取り扱うことが無いようにするため、このように取り扱いが変更されました。)

今までは念のため喪失(退職)した従業員の方の情報も含めて台帳を出力してもらっていたというケースも多いかもしれませんが、これはもうできません。

一般的にはあまり馴染みのない台帳かと思いますので、そんなの知らないよ、という方の方が多いかもしれませんが、毎年出力していた、今後出力してもらう予定だった、という場合は変更されていますので注意して下さいね。