社労士試験の受験者数が気になる
6.6%。
今年の社労士試験の合格率が厚生労働省のHPで発表されていたので確認したらこの数字でした。この数字は前年とほぼ同じでしたが、ただ、今回よくよく見てみるともう一つ気になることが。
それは受験者数です。
厚生労働省のHPから過去10年の受験者数も確認できるのですが、これが年々減っている。合格率は毎年見ていましたが、ここはあんまり意識してみてなかったです。
10年前の受験者数が55,455人に対して、今年の受験者数が38,428人と約69%にダウンしています。ただこれは何も社労士に限ったことではなくて、士業全体に言えることみたいですが。
受験者減の理由、人口減や資格ブームの過ぎ去りなんかはパッと思いつきますが・・・。
後はやっぱり安定ということなんでしょうかね。
大きな可能性はあるけど将来不安な士業の世界に飛び込むよりも、安定した社会で生活する方が良い。そんな感じかと。
そういや半年程前に実際にサラリーマンしながら社労士受験をしている人に聞かれたこともありました。「現役の方に聞くのは失礼かもしれないですが、社労士って将来性はあるんでしょうか?」「AIに仕事とられませんか?」「仕事を辞めて勉強しようかと思うんですが、やっぱり家族もいるのでその辺が気になって・・。」って。
やっぱり受験者の方はみんなその辺りを考えているんでしょうね。