人生の墓場に入った

「厚生労働省に入省して、生きながら人生の墓場に入ったとずっと思っている。」

先日ニュースなどでも取り上げられた「厚生労働省改革若手チーム緊急提言」。

この資料、厚生労働省のHPでも公開されているのですが、その1ページ目に掲載されている現役職員の言葉です。

結構なインパクトですよね。この職員の声を一番最初に持ってくるあたり、改革チームの本気度が見えるんじゃないかなと思います。

「厚生労働省改革若手チーム緊急提言」 の資料、始めは何となく興味があってちょっと見てみようかなという軽い気持ちだったんですが、読んでいると案外引き込まれる・・・結果、最後まで見てしまいました。

以前ある仕事をした時に別の省庁の方から直接いろいろ聞いたことがありましたし、こういう仕事をしているので何となく内情を知ってはいましたが、この資料を見て初めて知ったことも多かった。

人事制度やオフィス環境など、いろいろ課題はあげられていますが、やっぱり長時間労働が一番辛いんじゃないでしょうかね。聞いた話でも、まず初めに話題にあがるのは長時間労働ですし。

内部の人間ではないのであんまり勝手なことはいえませんが、提言にもある通り、紙をできる限り電子化する、簡単な打ち合わせはチャットなどで行う、電話は専門的な内容でない場合はできる限りコールセンターで完結+人員増員とかだけでも随分職員の方の労働時間は変わるんじゃないかな、なんて個人的には思います。

この提言、誰でも閲覧できますので、もし気になる場合は下記のリンク先から見てみてください。

●厚生労働省ホームパージ

https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/youth_team.html