続く猛暑。熱中症対策は必ず取りましょう。

こんにちは。

小野社会保険労務士事務所の小野です。

暑いです。先日の3連休も猛暑が続きましたが、新聞やニュースなどによると、約5,600人の方が熱中症で搬送され、14名の方が当日に亡くなられたそうです。

この暑さはしばらく続くそうなので、十分注意しましょう。

なお、職場における熱中症対策についてですが、次のような対策が考えられます。厚生労働省や労働局から熱中症対策リーフレットはいろいろ公開されていますので、積極的に活用していきましょう。

●対策例(参考:大阪労働局リーフレット)

・暑さ指数を下げるための設備の設置

・ 休憩場所の整備

・ 涼しい服装等

・ 作業時間の短縮…暑さ指数が高いときは、作業の中止、こまめに休憩をとるなど工夫をしましょう。

・ 熱への順化…暑さに慣れるまでの間は十分に休憩を取り、1週間程度かけて徐々に身体を慣らしましょう。

・水分・塩分の摂取…のどが渇いていなくても定期的に水分・塩分を取るようにしましょう。

・ 健康診断結果に基づく措置…糖尿病、高血圧症、心疾患、腎不全などがあると熱中症の発症に影響を与える恐れがあります。

・日常の健康管理等…前日の飲酒、睡眠不足も熱中症の発症に影響を与える恐れがあります。

・労働者の健康状態の確認…作業中は管理者はもちろん、作業員同士お互いの健康状態をよく確認しましょう。

現場作業ではない場合、熱中症は大丈夫と油断しがちですが、以前弊所の顧問先でも熱中症にかかられた営業マンの方がいました。その方は「今日は地下街しか歩かないから大丈夫」と思っていたらクライアント先で発症したそうです。

そういったケースもありますので、業種を問わず対策は行いましょう。