平成30年度地方労働行政運営方針が公開されています

こんにちは。

淀川区の小野社会保険労務士事務所です。

桜もすっかり散って、暖かい日が増えてきましたね。とはいえ1日事務所内で作業していると冷えるので、もうしばらく暖房のお世話になりそうです。GW明けぐらいからは暖房なしで過ごせるようになるといいんですが。

さて、少し前になりますが、厚生労働省が「平成30年度地方労働行政運営方針」を策定し、公開しました。

この中で方針がいくつか挙げられていますが、気になるのは昨年も同じような方針が掲げられていましたが、「働き方改革の着実な実行や人材投資の強化等を通じた労働環境の整備・生産性の向上」という部分になるでしょうか。

●働き方改革の着実な実行や人材投資の強化等を通じた労働環境の整備・生産性の向上
非正規雇用労働者の待遇改善、長時間労働の是正、人材確保対策の推進や労働生産性の向上等による労働環境の整備、地方創生の推進、労働者が安全で健康に働くことができる職場づくりに向けた各種取組を実施する必要がある。
(厚生労働省:「平成 30 年度地方労働行政運営方針」の策定についてより)

なお、各都道府県の労働局は、この運営方針を踏まえつつ、各局内の管内事情に即した重点課題・対応方針などを盛り込んだ行政運営方針を策定し、計画的な行政運営を図るとしています。

各都道府県労働局ごとの行政運営方針(注:公開されていない労働局もあります。また、公開時期は各労働局により異なります。)は、各労働局のホームページから見ることができますので、経営者や人事労務担当者は読んでおかれることをお勧めします。

非常にボリュームのある内容ですので、全部読み込む時間が無いという場合は、「労働基準担当部署の重点施策」という部分だけでも目を通しておかれてみても良いと思いますよ。