社労士の切り替え、新規ご利用時に大事にすべきポイント

年度の変わり目ということもあってか、ここ数カ月社労士の切り替えに関するご相談が寄せられることがあります。社労士の切り替えを検討される場合、また、初めて社労士を利用する場合、どんな社労士を選べば良いのでしょうか?

会社様からこういった点をご質問いただくこともありますので、個人的な意見ではあるのですが、私なりにどんな社労士を選ぶべきかについて簡単にご紹介してみたいと思います。

社労士は相性が大切だと思う

冒頭でも少し触れましたが、社労士を切り替える場合、また、初めて利用される場合、「社労士の先生に聞くのは失礼かもしれませんが、どんな社労士さんと契約すべきですかね?」「やっぱりうちみたいな業界に詳しい社労士さんがいいんですかね?」こういった質問をいただくことがあります。

「どんな社労士事務所ですか…当所ですね!」というのは本気であり冗談でもありますが、客観的に私なりの視点からどんな社労士を選ぶと会社にとって良いのかという点をお伝えしてみたいと思います。

皆さんは社労士と契約するとき、一番大事なポイントは何だと考えられますか?専門的な知識でしょうか?それとも経験でしょうか??

大事にしたいポイントは会社や社長によっていろいろな考えがあるとは思います。答えがあるわけではありませんので、これが正解というのはなかなか難しいのですが、私が一番大事にした方が良いと思うポイントは社労士との「相性」だと思います。

もちろん専門的な知識や経験もとても大切で、これも大きなポイントではあります。ですが、社労士という少し特殊な職業ではあるものの、結局のところ、最後は担当者や社長と社労士、つまりは「人」対「人」です。ですので、この「相性」という部分が私は一番大事ではないかと思います。(ただし、バス、タクシー、トラック、介護、私立学校など一部の業界は他の業界より専門的な知識を要求されますので、こういった業界の場合は、知識や経験も相性と同じくらい重視して選んでいただくことが大切かもしれません。)

社労士と顧問契約を行うとなると、数か月の短いお付き合いで終わることは稀で、一般的には何年、もしくは何十年という長い付き合いになるケースがほとんどです。そういった長い時間の中で、従業員や会社に関するさまざまな問題や課題を社労士と協力しながら一緒に解決していくことになります。

日々出てくるさまざまな問題や課題に直面したとき、会社として新たな人事制度や賃金制度などを作りたいと考えたとき、相性の悪い社労士だとどうでしょうか?キャッチボールが上手くいかない相手とはストレスを感じませんか?

キャッチボールは、単純に返球が早い・遅いも大事なのですが、お互いの投げるリズムが合うかどうかも大事だと思います。

リズムというのは感覚的なことなので表現が難しいのですが、何となくキャッチボールに不快感がある、スムーズにいかない、返球は早いけどボールが構えたところにこない、そんな状態の場合はリズムが合っていないといえるのかもしれません。

繰り返しになりますが、私なりの考えとしては、社労士という少し特殊な職業ではあっても、結局のところは「人」対「人」ですので、そういった観点で社労士を選んでいただくと、より会社にフィットした社労士に出会えるのではないか、そんな気がしています。

小野社労士事務所の特徴

長々とどんな社労士を選んだら良いかという点を書きましたが、他の社労士事務所さんと比較されることもあるかと思いますので、ここで少し私の事務所の特徴を少し触れておきます。

①フットワーク軽く、迅速かつ丁寧に対応いたします

まだ30代と社労士業界では比較的若い世代にあたります。若さを生かしフットワーク軽く皆さまの相談対応にあたらせていただきます。若いといっても実務経験は10年超になりますので、その点はご安心ください。

②人事や労務の相談、就業規則の作成や変更などのコンサルティング業務を得意としています

顧問契約を締結していただいている企業様のうち80%が労務相談などのコンサルティング業務のみでのご契約となっており、労務相談や就業規則の作成・変更などには強みがあります。(手続き代行は全体の20%です。)

③幅広い業種に対応が可能です

顧問先様の業種は、製造業、製造販売業、運送業、自動車整備業、ビルメンテナンス業、飲食業、訪問看護、IT業、通信業、フィットネス業、労働者派遣業など多岐にわたるため、幅広い業種に対応が可能です。

④ホームページからもお気軽にお問合せください

知り合いに社労士がいない、紹介された社労士は合わない場合に断りにくい、相見積もりをお願いしたいなどさまざまな理由でホームページからのお問合せをいただいています。お見積りや初回の面談は無料で行っておりますので、お気軽にお問合せください。

⑤顧問料は15,000円(税別)~

労務相談に特化した顧問の場合、最も安いプランで15000円(役員やアルバイトを含め10名様まで。税別。)となっております。定型プラン以外に御社オリジナルのプランをご提案することも可能ですので、初回面談時にご相談ください。

まとめ

社労士の選び方、会社や社長によっていろいろな考えがあるとは思いますが、私としては、最後はやはり「人」対「人」。ですので、「相性」が一番大事だと思います。

もちろん私の考えが正しいとは限りませんが、そういった点も意識していただくと、御社にとってより良い社労士に巡り合えるのではないでしょうか。