無期転換ルールに関する取組を強化、相談ダイヤルの設置などを実施

厚生労働省は8日、無期転換ルールに基づき、無期転換申込権が本格的に発生する平成30年4月1日まで残り2カ月を切ったことから、これまでの取組に加え、以下の2つの取組を実施すると公表しました。

①相談窓口の明確化
平成30年2月13日(火)から、「無期転換ルール」に関する相談に対応する全国統一番号の相談ダイヤル「無期転換ルール緊急相談ダイヤル」を開設。無期転換ルールの概要などの問い合わせのほか、同ルールに関連した雇止め、労働条件の引き下げなどの相談について対応するとしています。
・受付時間:平日8:30~17:15(土曜、日曜、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)は除く)

②業界団体等に対する改めての要請
製造業や小売業など有期契約労働者を多く雇用している業界の団体に対して、労働契約法の趣旨を踏まえた無期転換ルールの円滑な導入が図られるよう、改めて要請を行うとしています。また、独立行政法人等に対しても、関係省庁を通じて、改めて要請を行うとしています。

*無期転換ルールや注意点などについては下記ブログや厚生労働省HPにてご覧ください。

https://ono-sr.info/2017/10/20/mukitenkan/

(参考:厚生労働省 報道発表資料)

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000193500.html